● 越前漁港で水揚げされる越前ガニ認定店とは
越前漁港で水揚げされる正真正銘の越前ガニを取り扱いしているお店だけが認定店として認定されます。
写真は認定店のみが掲げることが出来る認証看板で、一年ごとに認証を許可されます。
当館ではロビーに掲載いたしていますので、是非ご確認下さいませ。
当館の越前ガニについて
よくお客様から「とれたてですか?」というご質問を受けます。当館では仕入れた蟹は一度生け簀に入れます。3日程度生け簀で飼うことによって、泥や砂を吐かせるためでございます。この一手間と茹で加減、塩加減など独自の方法で、自慢の越前ガニをご提供させて頂いています。
開高丼について
開髙丼は、炊きたてコシヒカリ2合にセイコガニ8杯をちりばめた、大変贅沢で豪快などんぶりでございます。
今はやりの「デカ盛り」をねらったお料理では決してございません。開髙先生と同じものを食したい!征服したいと願うファンの方々のために、開髙先生が召し上がったものを質、量ともに再現したものでございます。先生はコレを平らげ、「うまい!」とおっしゃったわけですが、通常は2~4人で一つの丼をとり分けてお召し上がりいただいています。
開髙丼は材料のセイコガニの漁期にあわせてお出ししています。越前がには11月6日~3月20日までが漁期ですが、セイコガニは資源保護のため、11月6日~12月末まで(平成23年までは1月10日から禁漁でした)となっています。ですので開髙丼も1年でわずか50日間だけご提供させていただいています。
「開髙丼」と名乗る以上、クオリティーを落とさない。まずいものをお出しすることは先生に失礼であると私共は考えています。近頃はセイコがに丼は一般的なお料理かもしれません。たかがセイコガニ丼でございますが、他では決してまねのできない、手間と時間、情熱をかけてご提供させていただいています。
「開髙丼」は開髙丼と呼べる品質と、歴史を併せ持ってはじめて開髙丼なのです。現在の技術で大量調理、冷凍保存も可能かと思いますが(実際ネット販売しませんか?などと引き合いもございますが・・)、そのような丼は開髙丼と名乗る資格はないと考えています。
※生け簀でセイコガニを活かしていますので、1月以降でもご提供可能な場合もございます。お電話にてお問い合わせ下さいませ。
開高丼の料金について
オリジナルサイズの開髙丼は、1つ14,000円(税サービス料別)でございます。1人前ではございません。こちらを人数で取り分けてお召し上がり下さいませ。2〜4人まで。4人で召し上がれば3,500円(税別)/お一人になります。(4名様以上でお召し上がりはお断りいたします)こちらに人数分の、お吸い物、香の物、フルーツがつきます。半分の大きさの7,000円(税サービス料別)は1名様~2名様用となります。1.5合のサイズ10,000円もございます。大変手間のかかるお料理ですので、必ずご予約していただきお越し下さいませ。当館は予約なしでは入れないなどという堅苦しい旅館ではございませんが、予約状況などにより、その場でお受けできない場合がございます。遠方からお越しになり、玄関先でお断りすることは大変心苦しい物です。なにとぞご理解下さいませ。
お昼の営業時間は、11時30分~2時(チェックアウト)夜は、宿泊泊のみの営業となっています。夕食のみの営業致していません。
開高丼と組み合わせて
自信をもっておすすめできるお料理でございますが、カニ料理や他のお料理と組み合わせてお召し上がりいただきますと、より満足感が高くなると思います。「開髙丼とお刺身盛り合わせ」や「越前がにと開髙丼」などお電話にていろいろご相談下さいませ。